みなさんは「中津からあげ」をご存じですか。現在では、大分県中津市で販売されているご当地からあげとして、全国的に有名になっています。中津市内には多くのからあげ専門店が点在しており、まさに「からあげの聖地」と呼ばれています。
各店舗は秘伝のタレや調理法を持ち、その特徴や味もさまざまです。これほどまでに大分県中津市でからあげが根付いた背景には、戦後の食糧難の時期に盛んに養鶏が行われ、多くの養鶏場が中津市にあったことや、旧満州から引き揚げてきた人々が中国の鶏料理をもとにからあげを伝えたことが挙げられます。
(ちなみに、発祥の地は隣町である宇佐市と言われております。宇佐市のからあげ店から中津市へと広がったとのことです)
中津市のからあげ専門店の歴史は、1970年6月に開店した「森山からあげ店」(現在の「総本家もり山」)や、同年に養鶏場から転業した細川さんが始めたからあげ店に遡ります。また、「中津からあげ」という名称を最初に使い始めたのは、現在の「総本家もり山」(旧:森山からあげ店)とされています。
現在、「中津からあげ」は地域団体商標として、中津商工会議所が商標権を持っており、無断での使用はできません。中津商工会議所の規則を遵守し、認定と許可を得る必要があります。公式ホームページによると、「中津からあげ」の使用には以下の条件があります。
(1)中津商工会議所会員である
(2)商品は「鶏肉をしょうが、ニンニクを基本とし醤油味または塩味を
付加した独自の調味液に浸漬した後、油で揚げたからあげ
(3)使用する鶏肉は100%国産鶏
(4)調味液は市販のものではなく各店舗で独自に作製
(5)中津市内に本店を構える事業所
** 中津商工会議所HPより
となっております。現在、当店は「総本家もり山」FCを脱会し独立いたしましたので、(1)と(5)の条件を満たすことはできません。当店は、中津からあげの名称を看板等に使用できません。この規則を遵守しています。
ここまでからあげを全国的に知名度をあげられた、総本家もり山、そして中津市のすべてのからあげ店の皆さんのご努力に敬意を表します。
(当店は「総本家もり山」のFCとしてスタート。その後FC本部の経営破綻を機に脱会し独立しました。独立後は、中津からあげの技法や伝統を継承しつつ、いわきに根付くべく更なる新しい味作りにも日々努めております)
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